メタボで食事制限は効果あるのか
メタボリックシンドロームの解消には、規則正しい食事が重要となります。多忙な生活の中で不規則になりがちな食事の時間を見直し、毎日決まった時間に食事をしましょう。普段、朝食を食べない人は少しでもいいので、決まった時間に食事をするように心掛けてください。血糖値を上げてしまう原因の一つは食事を抜いてしまうことや、不規則な食事習慣なのです。毎日おやつを食べる習慣がある人は、その習慣をキッパリとやめましょう。小腹が空いても、間食や夜食は控えるようにすることが大切です。次に、野菜を多く摂取するようにしましょう。メタボリックシンドロームを解消するためには、当然ですが太ってはいけません。カレーやハンバーグ、トンカツ、天ぷら、からあげなどの脂っこい食事はなるべく避けます。高脂肪・高カロリーの食事を摂取し続けると、逆にメタボが進行してしまうでしょう。できるだけ低カロリーで満腹感が得られるもの、栄養価の高いものを選んで食べるようにします。さらに、ダイエットの基本にもなりますが、お肉を食べるより魚を食べましょう。サラダは生で食べるよりも、温野菜にすればたくさんの量を摂取することができて栄養バランスが良くなります。カルシウムやミネラル、食物繊維を摂取するために、根菜類や豆、海草、きのこ類、ゴマなどを積極的に取り入れた食事を心掛けてください。ご飯も白米から雑穀米、玄米などにすると栄養価が高まります。それに、満腹になるまでお腹を満たさずに、腹八分目までを心掛けましょう。メタボリックシンドロームの人だけでなく、それ以外の人もよく噛んで食事をすることがとても大切です。よく噛んで食べることで、少量の食事量であっても満腹感が得られます。